みなさんこんにちは。ひだまりスマイル歯科です。
歯を失ってしまった場合の治療法として、インプラントを検討する方が増えています。しかし、「インプラントの仕組みはどうなっているのか?」「どのような構造になっているのか?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか?
この記事では、インプラントの基本的な仕組みや構造について詳しく解説します。インプラントの各部位の役割や、従来の治療法との違い、治療を安全に進めるためのポイントについてもご紹介します。
この記事を読むと、以下のことが分かります。
✅ インプラントの構造と役割
✅ インプラントと従来の治療法の違い
✅ インプラント治療を安全に進めるためのポイント
インプラントの仕組みについて知りたい方や、ご家族で治療を検討されている方は、ぜひ最後まで読んでみてください!
インプラントとは
インプラントとは、歯を失った部分に人工の歯根を埋め込み、その上に人工の歯を装着する治療法です。インプラントは、「インプラント体」「アバットメント」「上部構造」の3つの部分で構成されており、それぞれが重要な役割を果たします。
① インプラント体(人工歯根)
インプラント体は、歯の根の代わりとなるチタン製の人工歯根です。顎の骨に埋め込むことで、しっかりと固定され、自然な噛み心地を実現します。
✅ インプラント体の特徴
- チタン製で生体親和性が高く、骨と結合しやすい
- ネジ状の形状をしており、骨にしっかり固定される
- 骨が十分にある場合は安定しやすいが、骨が少ない場合は骨移植が必要
② アバットメント(支台・連結部)
アバットメントは、インプラント体と上部構造(人工歯)をつなぐ部品です。インプラント体が顎の骨と結合した後に装着されます。
✅ アバットメントの役割
- インプラント体と人工歯をしっかり固定する
- 歯ぐきのラインに沿って、自然な見た目を作る
- 素材はチタンやジルコニアが一般的
③ 上部構造(人工歯)
上部構造は、実際に口の中で見える部分の人工歯です。天然歯と同じような見た目と機能を持つように設計されます。
✅ 上部構造の種類
- セラミック製(自然な見た目で耐久性が高い)
- ハイブリッドセラミック製(適度な柔軟性があり、対合歯に優しい)
- メタルボンド(金属フレームの上にセラミックを焼き付けたもの)
インプラントとは?どのような治療法?
インプラント治療は、歯を失った部分に人工の歯を固定することで、自然な噛み心地と見た目を取り戻す治療法です。従来の治療法である「ブリッジ」や「入れ歯」と比較すると、より長持ちし、周囲の歯に負担をかけないというメリットがあります。
インプラント治療と従来の治療
従来の治療法の場合
従来の治療法としては、**「ブリッジ」や「入れ歯」**があります。
✅ ブリッジの特徴
- 失った歯の両隣の歯を削り、橋渡しするように人工歯を固定する
- 周囲の健康な歯に負担がかかる
- 10年程度で作り直しが必要な場合が多い
✅ 入れ歯の特徴
- 取り外しが可能で、お手入れが必要
- 噛む力が弱くなることがある
- 隙間に食べ物が詰まりやすく、不快感がある
インプラント治療の場合
✅ インプラントのメリット
- 健康な歯を削る必要がない
- しっかり固定されるので、噛む力が強い
- 長期間使用できる(適切なケアで10年以上)
インプラント治療が安全に進むためのポイント
インプラント治療は、正しい診断と適切な処置を行うことで、安全に進めることができます。
✅ 安全に治療を受けるためのポイント
- 経験豊富な歯科医師を選ぶ(症例数や専門資格を確認)
- CT撮影による精密な診断を受ける(骨の状態を詳しく調べる)
- 手術前の説明をしっかり受ける(治療の流れやリスクを理解する)
- 術後のケアを怠らない(定期検診と適切なブラッシングを実施)
まとめ
この記事では、インプラントの仕組みや構造、従来の治療法との違い、安全に治療を進めるためのポイントについて解説しました。インプラントは、失った歯を補う最先端の治療法ですが、正しい知識を持ち、信頼できる歯科医院で治療を受けることが大切です。
ひだまりスマイル歯科では、経験豊富な歯科医師が、患者さま一人ひとりに合った最適な治療を提供しています。インプラント治療をご検討の方は、ぜひご相談ください。
ひだまりスマイル歯科では随時お電話でのご予約を行っております。
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📞 011-888-5588
監修者:
医療法人社団 成陽会
ひだまりスマイル歯科 院長 水上直弘