みなさんこんにちは。ひだまりスマイル歯科です。
「インプラントを勧められたけど、サイナスリフトが必要ってどういうこと?」「骨が少ないって言われたけど、治療できるの?」「費用や痛みはどのくらい?」と、不安を感じて検索されている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、「サイナスリフト必要性」のキーワードで検索される方に向けて、サイナスリフト手術の必要性や費用、メリット・デメリット、失敗リスクまで、すべてを分かりやすく解説します。
この記事を読むことで、インプラント治療におけるサイナスリフトの役割や、手術を受けるべきかどうかの判断材料が得られます。
「骨が足りないと言われたけど、治療をあきらめたくない」「安全で信頼できる治療を選びたい」とお考えの方は、ぜひ最後までお読みください。
【サイナスリフト手術】必要性と費用を解説
サイナスリフトとは、上顎の骨が不足している場合に骨の高さを確保するために行う手術です。インプラントを安定して埋め込むためには、一定の骨量が必要です。しかし、上顎奥歯の部位では、骨が薄いことが多く、上顎洞(副鼻腔)という空洞に近いため、そのままではインプラント治療ができないケースがあります。
そこで、骨補填材を用いて骨を人工的に増やし、インプラントがしっかりと固定できる状態にするのがサイナスリフトの目的です。
1.サイナスリフトとは
サイナスリフトは、主に上顎奥歯のインプラント治療に必要となる骨造成手術です。骨の厚みが5mm未満の場合、通常のインプラント埋入では安定せず、治療が失敗するリスクが高まります。
手術では、歯ぐきを開いて上顎洞の粘膜を慎重に押し上げ、そのスペースに骨補填材(人工骨や自家骨)を詰めていきます。これにより、数ヶ月後には新しい骨が再生され、インプラントを安全に固定できるようになります。
当院では、CT撮影によって骨の状態を詳細に確認した上で、サイナスリフトが本当に必要かどうかを慎重に判断しています。
サイナスリフトの概要
- 対象:上顎の骨が極端に薄い(5mm未満)の方
- 手術時間:60〜90分程度
- 治癒期間:おおよそ4〜6ヶ月
- インプラント埋入までの流れ:骨造成→骨の再生→インプラント埋入
実際にひだまりスマイル歯科に通われた清田区在住の60代女性の患者様も、CT検査で骨の厚みが2.8mmしかなく、サイナスリフトを経て無事にインプラント治療を成功させました。
2.サイナスリフト手術の流れ
サイナスリフトの手術は、以下のような流れで行われます。
- 局所麻酔をかけ、手術を開始します。
- 歯ぐきを切開して上顎洞の骨の側面に小さな穴を開けます。
- 骨の中の上顎洞粘膜を慎重に持ち上げ、空間を作ります。
- 骨補填材をその空間に注入します。
- 骨が再生するのを待ち、数ヶ月後にインプラントを埋入します。
手術中はしっかりと麻酔が効いており、ほとんど痛みを感じることはありません。術後は腫れや違和感が出る場合がありますが、痛み止めと適切なケアにより軽減可能です。
3.サイナスリフトにかかる費用
サイナスリフトは自由診療となるため、保険適用はされません。費用は使用する骨補填材や手術の難易度により変動します。
- 基本的な相場:20万円〜25万円程度(片側)
- インプラント費用とは別に請求されるケースが一般的です
支払い方法と費用プラン
当院では以下のような支払い方法に対応しております。
- 現金
- クレジットカード(VISA、Mastercard ほか)
- 医療ローン(分割払い可能)
治療内容に応じて最適な費用プランをご提案いたしますので、まずは無料カウンセリングをご活用ください。
保険適用外の自由診療の場合
自由診療であるサイナスリフトは、確定申告時に医療費控除の対象になることがあります。年間の医療費が10万円以上になる方は、確定申告を通じて所得税の還付を受けられる可能性があります。費用面で不安を感じている方も、まずはご相談ください。
サイナスリフトのメリット
- インプラントをあきらめずに治療が可能になる
- 長期的に安定したインプラント治療が実現できる
- 骨が再生されることで、将来の口腔内環境も整う
- 難易度の高い症例にも対応できる
サイナスリフトのデメリット
- 治療期間が長くなる(骨が定着するまでに数ヶ月)
- 費用が高額(自由診療のため)
- 術後に腫れや違和感があることがある
- 稀に副鼻腔炎などの合併症のリスクがある
サイナスリフトの失敗やリスク
腫れ・痛み
サイナスリフト後の腫れや痛みは、術後2〜3日がピークです。冷却と安静、適切な投薬でコントロール可能です。
上顎洞にインプラントが入る
極端に骨が薄い場合、サイナスリフトなしでインプラントを無理に埋入すると、インプラントが上顎洞に侵入するリスクがあります。正確な診断と安全な手術が重要です。
副鼻腔炎
術後に細菌感染が起きると、副鼻腔炎を起こすことがあります。術前の衛生管理と術後の適切なケアで防ぐことができます。
まとめ
サイナスリフトは、骨の少ない上顎奥歯において、インプラント治療を可能にするための重要な手術です。
骨が不足していても、サイナスリフトを行うことで、安全かつ長持ちするインプラント治療が実現できます。
ひだまりスマイル歯科では、CT診断から骨の状態を詳しく確認し、必要に応じて最適なサイナスリフト法をご提案しております。
経験豊富な医師による安心・安全な治療を心がけていますので、まずはお気軽にご相談ください。
ひだまりスマイル歯科では随時お電話でのご予約を行っております。
何か気になる点がございました方は、下記のお電話番号にご連絡ください。
011-888-5588
監修者:
医療法人社団 成陽会
ひだまりスマイル歯科
院長 水上直弘