札幌市清田区でインプラント治療なら ひだまりスマイル歯科

COLUMN

コラム

「抜歯後、すぐにインプラントできる?治療時期の選び方」

みなさんこんにちは。ひだまりスマイル歯科です。

「歯を抜いたあと、インプラントはいつ入れればいいの?」「タイミングを間違えると、治療がうまくいかないんじゃないか…」と不安に感じていませんか?

治療の時期によって、治癒スピードや仕上がり、身体への負担は大きく変わります。タイミングを理解することで、より安全かつ納得のいくインプラント治療が受けられます。

治療の時期によって、治癒スピードや仕上がり、身体への負担は大きく変わります。タイミングを理解することで、より安全かつ納得のいくインプラント治療が受けられます。

インプラントのタイミングについて知りたいご家族はぜひ最後まで読んでみてください!


抜歯した後のインプラント治療はいつ行う?

インプラント治療は、抜歯した直後に行う場合と、しばらく期間を空けてから行う場合とで大きく分けられます。患者さんの骨の状態、全身の健康状態、歯周病の有無などによって適切なタイミングが変わるため、理解しておくことが大切です。以下では主に3つのタイミングについて解説します。

①即時埋入

抜歯と同時にインプラントを埋め込む方法です。手術は1回で済み、治療期間も短くなるメリットがありますが、骨の状態が良好であることが条件です。感染のリスクや初期固定の難しさがデメリットとなることもあります。

②早期埋入

抜歯後、約4〜8週間でインプラントを埋め込む方法です。抜歯部位の粘膜がある程度治癒しており、感染リスクも減少しています。即時埋入ほどのスピード感はありませんが、比較的短期間で治療を完了できます。

③遅延埋入

抜歯後、3〜6か月以上経ってからインプラントを埋め込む方法です。骨や歯茎の治癒が進んでおり、リスクは最も少なくなりますが、治療期間は長くなります。持病がある方や感染のリスクが高い方に適しています。


抜歯後のインプラント治療時期はどのくらい?

インプラントの治療時期は患者さんの口腔内環境や体調によって異なります。代表的な方法として「抜歯即時埋入法」と「抜歯待時埋入法」があります。それぞれにメリット・デメリットがあるため、詳しく理解しておくことが重要です

抜歯即時埋入法

この方法は抜歯と同時にインプラントを埋め込むため、手術回数を減らすことができ、治療期間も短縮されます。ただし、十分な骨量や歯周病の有無、感染リスクの評価が必要であり、適応される患者さんは限られます。

抜歯待時埋入法

抜歯後に一度傷口をしっかり治癒させてからインプラントを埋入する方法です。感染リスクが低く、安全性が高いとされています。一方で、手術回数が増え、治療期間も長くなるというデメリットがあります。


抜歯後のインプラント抜歯即時埋入について

抜歯即時埋入は、インプラント治療の中でもスピーディーな選択肢です。すぐに治療を始めたい方にとって魅力的な方法ですが、リスクや適応条件も理解しておく必要があります。

抜歯後すぐに取りつけまでの治療ができる

1回の手術で抜歯とインプラント埋入を同時に行うため、治療期間が大幅に短縮されます。見た目の回復も早く、仮歯を装着することで日常生活への影響も最小限に抑えられます。

患者さんの負担が少ない

手術が1回で済むため、精神的・身体的負担が軽減されます。また、治療回数が減ることで通院回数も少なくなり、忙しい方にも適しています

細菌に感染する恐れがある

抜歯直後の部位は細菌感染しやすいため、衛生管理が非常に重要になります。骨や歯茎の状態によっては、感染のリスクが治療結果に悪影響を及ぼす可能性もあります。

抜歯即時埋入ができない患者さんがいる

歯周病が進行している方、骨の量が不足している方、全身疾患のある方などは、この治療法が適用されないことがあります。事前の精密検査で適応可否を判断します。


抜歯後のインプラント抜歯待時埋入法について

抜歯後に一定期間を空けてからインプラントを埋入する治療法です。治療に慎重を期す方、骨造成が必要な方にはこの方法が適しています。

治療の適用範囲が広く取れる

骨の状態が安定してから治療を行うため、幅広い症例に対応できます。骨が足りない場合でも、骨造成や再生療法を併用しやすくなります

傷口が一旦修復する

抜歯によってできた傷が一度治癒することで、感染リスクが減少します。治療の安全性が高まり、長期的な成功率にも良い影響を与えます。

手術回数が増え治療期間が長くなる

抜歯とインプラント埋入が別々になるため、どうしても治療期間が長くなります。また、再度の手術が必要となるため、患者さんの通院回数や身体的負担も増加します。


まとめ

インプラント治療のタイミングは、抜歯直後に行う即時埋入、数週間後の早期埋入、数か月後の遅延埋入と大きく3つに分けられます。それぞれにメリットとデメリットがあり、患者さんの口腔内環境や全身の状態によって最適な時期は異なります。ひだまりスマイル歯科では、精密な検査を行い、患者さん一人ひとりに合った治療計画を提案しています。

ひだまりスマイル歯科では随時お電話でのご予約を行っております。
何か気になる点がございました方は、下記のお電話番号にご連絡ください。
011-888-5588


監修者:
医療法人社団 成陽会
ひだまりスマイル歯科
院長 水上直弘